割烹料亭ふじむら 女将さんのひとりごと
 
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大将・女将のひとりごと

手紙
◆ある日の出来事
 作成者: 女将

それは少し前の出来事です。
皮膚科に行きたいという姑(はは)につきあって近くの医院へ行きました。きれいな医院で中に入ると心地よい音楽が流れ、花の香りがしました。待合室も広く素敵です。ひとつだけ難点はありました。それはトイレが和式だったのです。

姑は日常は車椅子を使っておりますが、二本の杖でゆっくり歩くこともできますし、立ったり座ったりもできます。自立心も強くできることは何でも自分でやろうと思っている人です。しかしトイレが洋式でないということはとても困ることなのです。

「どうしようか!だいじょうぶ?」
「なんとか・・・どうにかしてみよう」
「前にいるから声をかけてね」
そういう会話ののち、待っておりました。
しばらくすると「ゆ、ゆっこさ~ん!」と病院中にきこえるような絶叫が・・・・・。
「おかあさん、前におるよ、どうしたの」
扉を細く開けて顔をみると「立たせて、ゆっこさん」と姑上。
元気な者にはなんでもないことでも足の悪い人にとっては和式のトイレはとても大変で不便なことなのです。

しかし、「ゆっこさ~ん」と絶叫され私はお姑さんがとてもいとおしい!
ああ・・・これでまた10年いっしょに暮らしていけると思うのです。
家族になるには時間も必要、頼ったり頼られたり、腹を立てたり立てられたり、そんなことを何度も何度もくりかえして本当の家族になってゆくのでしょう。

そこでいただいた薬でお姑さんの皮膚はきれいになりました。しかし、彼女いわく・・・「もうあそこへは行かん!」と・・・。どうか願わくは「洋式トイレ」を!

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